謎の単位 psi タイヤ空気圧の単位に悩む in イギリス
どうも、コモンです。
ここ最近、我が家を悩ませていたのが、タイヤの空気圧問題。
車のタイヤ空気圧に警告が出たので、空気を入れようと思ったもの、どれだけ入れれば良いかわかりません。
そして問題を複雑にしていたのが、「単位」です。今回はこちらをご紹介します。
場所によって異なった単位。
車のモニター
まず警告を出した車のモニター。こちらの単位はkPa。
最初の警告時は、220kPa
赤字の警告が最初に出た時は、200kPa。
週末出かけた時に出たのが、140kPa。
他のタイヤ空気圧が250kPaだったので、そのあたりまで入れれば良いかと思っていました。
謎の単位 psi
ところが、スタンドで空気を入れる時の機械のメーター。こちらの単位が違います。こちらはpsi。うーん、全く聞いた事もありません。
前の人が使ったのを見ると「28psi」となってます。
うん?。kPaの最後の0をとっているのか?と思いましたが、そんなあやふやな知識で空気なんて入れられません。
車検のチェックは bar
家に帰ってきて、車検のチェック結果を見てみると、全てのタイヤが「2.5bar」で適正との結果。今度は「bar」。。うーん、どうなってるんだ。。
それぞれの単位
折角なので、それぞれの単位を調べてみました。
Kpa(キロパスカル)
kPa(キロパスカル)は国際単位(SI単位)に基づく空気圧表示で、日本では1999年に制定された新計量法より使用されています。1パスカルは1㎡ の面積につき1ニュートン(N)の力が作用する圧力を意味します。
ダンロップサイトより引用
psi( ポンド・スクエア・インチ)
重量ポンド毎平方インチ(じゅうりょうポンドまいへいほうインチ、pound-force per square inch)は、ヤード・ポンド法での圧力・応力の単位であり、ヤード・ポンド法では最も一般的に使われる。日本では、特殊の計量(ヤード・ポンド法を参照)の場合の他は使用することができない。(Wikipediaより引用)
bar(バール)
バール(英: bar)は、圧力の単位である。105 Pa に等しい。メートル系の単位であるが、非SI単位である。(Wikipediaより引用)
どれも圧力の単位で、昔は国によって違っていたのを、kPaに統一したようです。なので、車は統一単位のkPa。ただスタンドとかはローカルルールのまま、psi。 barも点検した方が、昔のままやってたのかな。
単位間の変換は、Google先生にお任せ。
色々単位があって、どう変換したものかと思っていたら、Google先生できました。さすがgoogle先生。
やり方は簡単で、2つの単位を入れれば、変換してくれます。
今回のケースでは、250kPaをpsiにしたいので、「250kPa psi」で検索すると、
ちゃんと結果を出してくれます。36psiですね。
適正空気圧は、運転席の横か、燃料口にあり。
単位はわかったところで、後は適正空気圧。ネット上だと、適正空気圧は運転席の横に貼ってあるとの事。スタンドのおばちゃんもそう言っていたのですが、うちの車にはありません。
なんでだろう?とマニュアルを見ていたら、うちの車は燃料口の所にありました。修理のお兄さんは知ってたようで、運転席の横になかったら、即燃料口を開けて、空気を入れてくれましたけど。
ちゃんとここにも36psiって書いてあったんですね。最初からこれが見つかれば良かったのですが。まあ、勉強にもなったし良しとしますか。
以上、タイヤ空気圧の話でした。