可愛いイギリスジンジャーブレッドマンはお守りの象徴
こんにちは、きみちゃんです。
皆さんは、ジンジャーブレッドはお好きですか?
これは、きれいに二手に分かれると思います。
大好きという人と苦手という人。
正直に言うと、きみちゃんは、ジンジャーブレッドは苦手です。
なんで、美味しいクッキーに、生姜を入れてスパイシーにするわけさ⁉︎と思っていました。
しかしながら、コモンが、ヒースロー空港でまた無邪気にこちらを買いました。
Walkersのジンジャーブレッドマン
それ買うの?と空港でコモンに言ってると、空港の売店のお姉さんが嬉しそうに、それとっても美味しいよと声をかけてきてくれました。
その表情、あぁ、これ本当に美味しいと思っているお顔ですね、ということで、私は心の中で苦手ながらもと呟きながら、コモンのレジでの購入を見つめる。
こちらは、残念ながら?小分けではありません。
このような形でたっぷりと入っています。
さすがにジンジャーブレッドマン可愛いですね。
味は、そこまで生姜生姜していなくて、食べられる感じ。
といいながら、既に三つぱくりと食べてしまいました。
優しいお味です。
ジンジャーブレッドマンの歴史
ところで、なぜ、生姜が入っているかという話ですが、ジンジャーブレッド自体は、900年代に存在していたらしいです。
ところが、16世紀に人型になった。
原因はペスト。
イギリスのヘンリー8世が、当時流行していたペストの予防に生姜が効果的だと知り、生姜を食べることを国民に推奨し、国民が国王に似せて焼いたのが始まりだとか。
生姜やシナモンなどの強い香のする香辛料は魔除けの意味合いを持つことから、家族の健康を願ってクリスマスシーズンに作ってツリーに飾るようになったと言う言い伝えも。
確かに、シナモン。冬のホットワインにも入れて飲みますしね。
魔除けかぁ。知らなかった。
参考は、以下の記事です。
ジンジャーブレッドマンの作り方も書いてあります♡
と、ここで、ふと、違うことを思い当たりました。ペスト?あー、あれです。
God bless you !
イギリスでクシャミをすると必ず「God bless you !」と言われるのですが、もともとはペストの症状がクシャミと思われていたので、それを撃退するために言い始めたみたいなんですよね。
ただ日本人の私が言うのはね。。。って思ったのがこちらの記事。
そう考えると、当時のペストって本当に怖いものだったんだろうなぁ。
強い負の状態の時には、そういう新しい文化が生まれるわけですね。
おまけ
きみちゃんの子供の頃といえば、ジンジャエールは甘いだけのシャワシャワの美味しい飲み物で、全然生姜っぽくなかった。
だから、最初は生姜と結びつけられませんでした。
しかし、日本のどこかで、自家製ジンジャエールというのを飲んで、あー、本当に生姜なんだなと思った記憶があります。
皆さんは辛い生姜の味のするジンジャエールと、甘い偽物のジンジャエール、どちらが好きですか?
私は偽物であっても、ジンジャエールといえば、あの甘い、全く生姜感のないものが、ジンジャエールなのです。
そういうものって割とありますよね。
本物じゃなくても、別にいいんです。
ジンジャーブレッドマンから話はそれましたが。笑。