鈴の実。

旅のこと、日常のことをゆるりとつづっています。

鈴の実

アイスランドのゴールデンサークルに行きたいのに前途多難なスタート

こんにちは、きみちゃんです。

 

アイスランドに三泊四日の旅に行きました。

 

旅の二日目は、アイスランドで最も人気のある観光スポットゴールデンサークルツアーに参加しました。

 

私たちは運転が苦手なので、アイスランドでレンタカーを選択しませんでした。

そうすると観光をする為には、ツアーに参加することが一番効率的です

 というか、これしか手段はありません。

 

アイスランド旅行はレンタカーにて単独で楽しむか、ツアー参加のどちらかがベーシック。

 

ということでゴールデンサークルツアーです。

私たちの集合時間は、AM8:30。バス乗り場10に集合でした。

 

我々が泊まったホテルは、Centerhotel Midgardur(センターホテル ミッドガルド)でしたので、ここからは、歩いて2分程のとても便利な立地になっています。

 

アイスランドのツアーはホテルまでミニバスが迎えに来て、途中で大きなバスに乗り換えるというケースがあるようですが、バス乗り場10に来るものは基本的に大型バスで乗り換えなしで、面倒な手間が省ける為、良い感じでした。

 

が、しかしながら、この日は朝から生憎の

そして世界で3番目に風が強く吹くアイスランドで、傘をさすという防御策は基本的にないだろうと思い(私としては重いし面倒くさいしなと心の中で思い)、コモンのミニ折り畳み傘しか持ってきませんでした。

 

だって私たちが着ている服は、何といってもウォタープルーフ

私なんて、ユニクロで買ったシームレスダウンを着ているのだもの!

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パンツはもちろんトレスパスのウォータープルーフ。

靴はもちろんトレスバスのウォータープルーフ、そして防水スプレーもロンドンで降りかけて準備万端なわけです。

雨とか完全ブロックアウト!

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でも、これが割と雨が降ってくるわけです。

そして、バスは8時35分になっても、40分になってもやってこない。

 

わたし「私たちのバスってまだ来てないんだよねぇ」

コモン「だと思うよ。バスは他のバスだった」

わたし「ほんとに、ほんとうに?遅くない?こんなに遅れるってなくない??」

 

その間も雨は降り続きました。

風の強いアイスランドなのにもかかわらず、ツアーのバスを待つ人々の中では折り畳み傘を指す人も現れました。

ロンドンでは誰も傘なんてささないのに、なんでここで傘をさす人がでてくるんだろう。

 

コモン「きみちゃん、傘させば。きみちゃんのやつってウォータープルーフじゃなかったっけ?」

 

そうです。私のウォータープルーフであるはずのシームレスダウンに雨が染み込み始めていました。この日の為に新調したコモンのダウンは雨をはじいているのに、私のは染み込み始めたのです…。

 

わたし「一抹の不安はあったんだよね。防水スプレーをするとウォタープルーフが長持ちするって書いてあったけどさ(そもそも防水スプレーダウンにしてないし)」

コモン「え?じゃあ、どうして買わなかったの」

わたし「何とかなると思ったんだよ。わたしたち晴れ女と晴れ男だしさ。そんなに雨とか降ると思わなかったわけ」

コモン「え…?」

 

その間も、バスは全くやってきませんでした。

 

わたしの疑わしい目を察して、コモンは、次々とやってくるバスが我々のツアーのバスではないことを一つ一つ確認してきてくれました。

雨の中で、傘もささずに。

 

そして、わたしの言葉。「ちょっと電話してみてよ。こんなに来ないなんてないよ。わたしたち忘れられちゃったんじゃないの?」

こんな雨では街歩きの気分じゃないし、できれば、バスツアーに無事にのり込み、ゴールデンサークルなるものに行ってしまいたかったきみちゃんでした。

そう、当初の予定通りにしたかったわけです。

 

わたしの言葉を受けて、コモンは電話をかけてくれましたが、どういうわけか、電話がつながらない。

 

コモン「電話、つながらないなぁ」

わたし、無言。「(我々はとうとうピックアップされるのを忘れられてしまったんだ。他の人たちは来たバスにどんどん乗っていくのに、もう待っていた人で、残っているのは我々くらいしかいないじゃないか)」

 

やっと私たちのツアーバスのブルーのレイキャビックサイトシーイングバスが来たと思ったら、行先がゴールデンサークルではなく、サウスコーストということ。

そして、サウスコーストには沢山の待ち人が乗り込んで行きました。

 

サウスコーストのバスのツアーガイドの人に、同じツアー会社だからということで、ゴールデンサークルが来ないんだけどと言ってみるも、来ると思うよーという感じで助けてはくれませんでした。(まぁ、彼女も彼女の仕事があるし当然の対応だとは思いますが、私たちは不安で仕方ありませんでしたよ)

 

結局我々のツアーレイキャビックサイトシーイングは、8:50分を過ぎたあたりにやってきました。

20分の遅れ…。

遅れすぎでしょ。

 

そしてその大型のバスに乗り込んだのは、我々だけでした。

大型なのに。

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しかも、こんなに遅れてきたにもかかわらず、我々の前にバスの中に乗っていたのは6人くらいだけだった。

 

なぜだー、レイキャビックサイトシーイング、どこでそんな時間がかかったんだ。どこにこんなに遅れてくる原因があったんだー。

 

そしてー、窓の外は雨、雨、雨

 

一体、どうなることやら。

 

バスは、我々の次に街から結構離れたヒルトンホテルで停車し、そこで沢山の人が乗り込んできて、おお、我々少人数ツアーではなかったのねと、なんだか一安心。

 

しかしながら、さぁこれで出発よというところで、どうやらバスにサウスコースト行きの人がまぎれこんでいるということ。

 

そう、乗るときにツアー参加者を厳密に確認していなかったんですね。

おそらく、あのヒルトンでの大量の乗り込みの時に確認が甘くなったのかもしれません…。

 

この辺は日本のやり方とは違うところですね。

 

それでも、すぐにミニバスがやってきて、その間違えた人たちをサウスコースト行きのバスへと連れ去って行きました。その辺の対応は、よいですねと思いました。

もし間違って乗り込んでしまったとしても、割ときちんと対応してくれます。良心的。というか、こういうことがあるという前提で動いています。

 

さぁて、雨、雨、雨ですが、ゴールデンサークルに向かっていよいよ出発でございます。