鈴の実。

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鈴の実

アイスランドで世界最大の露天温泉BLUE LAGOON(ブルーラグーン)に入る

こんにちは、きみちゃんです。

 

そもそもきみちゃんがアイスランドに興味を持ったのは、高良健吾がレンタカーで横断した『アナザースカイ』を見たことです。

 

元々高良健吾が好きなこともありますが、そのアイスランドの景色は強烈に私の中に残りました。

 

イギリスに駐在したおかげで、突如アイスランドがぐんと近くなりました。

 

イギリスからアイスランドは飛行機で3時間です。なんて夢みたいな話なんだろう。

 

こんなにも簡単にアイスランドに来れるなんて。

憧れのアイスランドに、この足で立てるだなんて。

 足を踏み入れたアイスランドは、とても大きく、広かったです。

 

さて、それでは、アナザースカイでも印象に残ったブルーラグーンから参りたいと思います。

 

そう、私はあの巨大なブルーのお湯に入って、アイスランドの広大な自然を感じてみたかった。

そしてシリカパックもしてみたかった。

 

シリカパックのことを知ったのは、もちろんこの本のおかげです。

 

 

ブルーラグーンの場所

ブルーラグーンは、ケプラビーク国際空港から車で約20分のところにあります。

そして、所謂アイスランドの人口6割が住んでいるレイキャビック(おそらく皆さんとりあえずここにホテルを取ります)から車で1時間のところにあります。

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これが何を意味するかと言うと、それは、皆さんがアイスランド旅行という限られた日程の中で、いつブルーラグーンに行くのが効率が良いかということです。

私が提案するのは次の2点です。

 

アイスランドに到着した夕方、もしくはアイスランドを去る日の午前中。

 

我々はアイスランドを去る日の4日目の午前中、9時からの回に行きました。

ブルーラグーンは事前予約が必須です。8時から1時間置きで予約ができますが、2月末の8時はまだ暗いので、9時からが朝が明けてくるちょうど良い時間帯だったなぁと感じました。

 

その日の帰国のフライトの便は夕方の4時半だったのですが、ポイントは

ブルーラグーンから空港行きのバスは2時間置きにしかないということ。

従って、12時か14時のバスに乗る必要があります。

 

タクシーに乗ればいいじゃないのという意見がありそうですが、タクシー止まっていなかったと思います。基本みんなバスで移動します。もしくは、高良さんのようにレンタカーです。

因みに、アイスランドに電車は走っていません。

 

我々は、前日と前々日に時間通りにバスは絶対にやってこない、20分くらいは普通に遅れるということを知っていました。

 

且つ、ケプラヴィーク国際空港は小さな空港なので、時間ぎりぎりに行くとフライトに間に合うかという不安がありました。

 

よって、選択肢は一つとなります。

我々は12時にブルーラグーンから出発するバスに乗らなくてはならない。

 

つまりラグーンタイムは9時から12時までの3時間という限定されたものとなります。

それで十分楽しめたのか、もっとゆっくりと自然を満喫したいとは思わなかったか、という点ですが、3時間で十分楽しめます。

正直、十二分に楽しめます。

 

ブルーラグーンは、結局のところ温泉なので、温泉に入るのに2時間あれば十分だと思います。

 

もちろん、ブルーラグーンでエステをやってみたいわという方は30分でシリカエステもできるみたいですが、それを考えても4時間あれば十分だと言えるでしょう。

 

予約コースのプレミアムがおすすめ

時間を短縮できた理由は、予約コースがプレミアムだったということもありました。 何台かのバスがその予約時間に合わせてブルーラグーンに停車するわけですが、つまり同時間にどっと人がブルーラグーンに押し寄せるという意味でもあります。

 

入口では、結構な長蛇の列が出来ていました。

 

しかしながら、我々はプレミアムコースなので、なんと並ばないで優先的に入ることができたのです。

並ばないストレス削減並びに時間短縮ができるこのメリット、旅行中では大事ですよね。

 

このプレミアムコースには、館内ではけるビーチサンダルと、バスローブとバスタオルが着いてきます。

なので、水着一枚持っていけば、気軽にブルーラグーンを楽しめます。

 

しかも、ブルーラグーンはお湯に入りながらバーでお酒やジュースが飲めることになっており、このコースは一人一杯無料券が付いていた模様です。

 

私たちは確認しなかったので、コモンがストロベリースムージーを買ってそれを二人で飲みました。値段は950ISKです。つまり、大体一杯950円です。

 

既に我々はもうこの時点でアイスランドの食べ物の高さを痛いくらい知っていたのですが、それにしてもやはり高いですよね。

 

日本の二倍はするお値段。

 

これが、一杯無料で飲めるというのはお得感があると思います。

 

露天風呂のバーでお酒が飲めると合って、みんなみんなビールを注文して、お風呂の中で飲んでました。

幸せな光景です。

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というわけで、プレミアムコースはそれなりに高いのですが、大体1人10,000円くらいです。

でもやはり時間短縮ができるというのは、替えられないと思うのですよね。

 

ブルーラグーンの色と塩と温度

その日は曇りだったので、ラグーンの色は薄いエメラルドグリーン。でも不思議ですよね。こんな色のお風呂があるなんて。

 

お湯は顔につくと少し塩辛いです。

 

塩分があるので、髪につくと髪があとでごわごわしました。

体感温度は少しぬるめくらいです。

ぬるいところと少し熱めのところとぬるめのところが混在しています。

 

お湯をさまよっていると、途中で岩場近くがごつごつしていて足を怪我しそうになるので注意が必要です!

 

お風呂から上がった周りのラグーンはそれより薄いブルーのところもあって、その周りは永遠と苔の生えた岩で囲まれていて、本当に不思議な景色でした。

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どうしてこんな色になるんだろう。

 

そもそも天然温泉ではなく、発電所の水の再利用というところも面白い、環境エネルギー的な温泉です。

 

海水を温めているから髪もごわごわしてしまうのですね。髪はあまりお湯につけないことをおすすめします。

 

シリカパック

所謂泥のパックです。

ブルーラグーンショップで買うと、とても高いですが、温泉内では使いたい放題です。

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5分から10分経ってから水で流します。ブルーラグーンの水で、すっと落ちます。

 

角質とか取れるすぐれもの。男性であるコモンの肌も入浴後滑らかになっていました。本当です。

 

私とコモンは結局2時間のお風呂の間に2回もパックをしてしまいました。

それにしても、お風呂の中で沢山の人が白くパックをしている光景は結構面白いです。

 

私はというと、やはりなんとなく肌の膜が入れ替わったような感じがしました。

 

ラグーンって

このお風呂の感想ですが、お風呂というよりは、水着を着ていることもあるのだと思いますが、温水プールみたいな気分になってきます。

 

だから、日本の露天風呂的な感覚でくると、それは少し違うかもしれません。

 

私の感想としては、このブルーラグーンの魅力は、美容にもいいお湯に入っているという実際の体験と、そしてその光景です。

 

だから、お湯に入った後に、苔の生えた岩の中に広がるブルーラグーンを見つめるという時間の中で、じゃーんブルーラグーンが出来上がるという感じでした。

 

こんな温泉はやはりアイスランドにしかありません。

この色もアイスランドにしかありません。

 

この色の温泉に裸で(水着だけど)入って、アイスランドの自然に少しだけ溶け込むことができました。