ロンドン高級ホテルリッツ(The Ritz London )で、アフタヌーンティーをする。
こんにちは、きみちゃんです。
ロンドンでしておきたいこと、それは本場でアフタヌーンティーをすること♡
ということでSavoyを皮切りにいくつかのアフタヌーンティーができるところを巡りました。
今回は順番がばらばらですが、その終着地点となったリッツでのアフタヌーンティーをご紹介します!
アフタヌーンティーといえば、リッツ。
リッツといえば、アフタヌーンティー。
というぐらい、皆さんには馴染みぶかいものですよね。
そのお味と、雰囲気とサービスは、やはり最高級でした。
1.ザ リッツ ロンドンとは
1906年創業でルイ16世様式の美しいインテリアのホテルです。
リッツの特徴といえば、緑一面の芝生のロイヤルグリーンパークと、世界のおしゃれの発信地として名高いピカデリーストリートを一望できるその抜群の立地もあげられるのではないでしょうか。
ホテル前はニューイヤーのパレードのスタート地点でもあり、年末年始にロンドンにお越しの際はリッツに泊まり、上から優雅に年明けパレードを見るというのも楽しいかもしれません。
超高級ホテルなので、一泊のお値段がなかなかなものです。結婚記念日で泊まってしまう??とコモンと話していたものの、そのお値段を見て諦めてしまったわたくしたち。
泊まれないほどではないですが、このお値段出すくらいなら旅行に行きたいよね、と思ってしまう、私たちは中級階級。
2.リッツでアフタヌーンティー
しかしながら、もしリッツで宿泊はできなくともアフタヌーンティーなら手が出るお値段!
リッツは、世界でも有名な、憧れのアフタヌーンティーの場所なので、是非とも実体験を、ということで行ってきました。
割と直前だったにもかかわらず、ラッキーなことに、日曜日の一番遅い時間帯だったからか、予約が取れました。
が、実際は前から予約が埋まっていますので、お早目の予約をおすすめいたします。
「パーム コート」でのアフタヌーンティー。予約で一杯で満席になります。
3.サンドイッチがとても美味しい
色々な有名どころのアフタヌーンティーやら無名どこやらを回りましたが、ここのアフタヌーンティーのサンドイッチが一番美味しかったです。
キュウリのマヨネーズに、一工夫してあったり。私は卵とサーモンがとっても美味しかった!
もちろん、上質なアフタヌーンティーのサービスなので、お代わりは?と必ず聞かれますが、ここは我慢です。
三段目のサンドイッチの上には、まだまたスコーンとケーキが待っているわけだから。
ということで、こちらがスコーン。
コモン君はスコーンはサヴォイに軍配があがると言っていたものの、これもとっても美味しかったです。
もちろんクロテッドクリームをたっぷりつけて食べます。
この時、ダイエットとか言う言葉は完全に無視して、たっぷりと、たっぷりとつけていただきます。
この美味しさばかりはなかなか日本ではお目にかかれないわけですし♡
サヴォイや他のところと違ってジャムは伝統的なストロベリーのみです。
サヴォイとかはレモンだかオレンジだかのマーマレードもでますし、レモンカードがあるところもあります。その柑橘系のものは、こちらはありません。
イギリスでスコーンだけは外れなしという持論の元に、お代わりをしてしまいました。プレーン2個とレーズン2個が入ったものが最初にサーブされたのですが、プレーンだけを追加で頼みました。
普通に2個くるだろうと思って、コモンと一つずつ食べようと思ったのですが、結果やって来たのはプレーン4個。。。
うーん、最初からプレーンを2個だけと頼むべきだったのですね。
でも、周りを見渡すとそれなりに残している人もいるようだったし、注文し残すのは気がひけるものの、スコーンを1個だけ食べたところで一番上のケーキに移ります。
※正式には下から上に食べて行き、一回上のものを食べると下には戻らないというのがマナーなようですが、あんまり皆さん気にしていない??ご様子。
現代はフリーダムなのかもしれません。
真ん中の渦巻きクリームのレモン味のものがとっても美味しかったー。コモンはサヴォイのピスタチオのケーキがケーキの中でも一番美味しかったと言ってました。
サヴォイはケーキのバイキングよろしく小さいサイズのケーキがトレイに載せられ、おかわりいかがですか?と来ますが、リッツは上段にケーキが既にやってきていて、それから大きなケーキがサーブにやってきます。
それを切り分けてくれます。
切り分けられる、という見た目の優雅さ、ホールの美しさを是非楽しんでください。
そして、この切り分けてもらったアップルケーキ、めちゃくちゃ美味しいです。最高ー。
バニラビーンズ、最高!
だから、スコーン美味しくても我慢してケーキを食べる方に移った方がより沢山美味しく食べられると思います。
この量なので、遅めのランチか早目のディナーの代わりと考えていただいていいと思います。
値段は一人60£くらいはしますが、ランチとディナーと考えるとそんなにお高くないです。
いや、むしろこれこそここでしか味わえないものだから是非ともイギリスに来たら高級ホテルでアフタヌーンティーをすることをおすすめします♡
私は実は日本でもたまに女友達とアフタヌーンティーをして、ずーとお話してました。オフィスのこととか。恋バナとか。(懐かしいですねぇ)
味だけ言うと日本のアフタヌーンティーは、日本人の口に合うようにできているし、日本の有名どころのホテルのアフタヌーンティーの方が美味しいと感じることもあるかもしれません。
しかし、違うのです。
紅茶が硬水で作られているからイギリスの方がそこで美味しく感じられるとか、クロテッドクリームは本場が違うとか色々あるけど、味だけじゃないのです。
それは食器から滲み出ているヨーロッパ独特の雰囲気、サーブする男性の身のこなし、内装、そういうの謂わば、空気は、日本では味わえない。
良くも悪くも日本は壊れ再生している国であり、イギリスは伝統的に連綿と続く時の文化の国。そういう空気を、イギリスのアフタヌーンティーで、ぎゅぎゅっと感じることができると思っています。
銀食器の上に飾られているライオンとか、歴史満載なのです。
紅茶は迷ったら、ROYAL ENGLISHにしとけば間違いなしでしょう。
4.ドレスコード
サヴォイではそこまできちきちでなかったのですが、コモンはスーツで正解でした。(既に写真に写り込んでいるのでおわかりかと思いますが、そうスーツです。スーツ!)
私もオフィスファッションで行ったのですが、もっともっとおしゃれして行ってもよかったかもと感じました。
本当に、周りの女性のエレガントな装いを見ているのは楽しかったです。
お客さんの中には、妙齢の日本人二人組の方がいましたが、髪型から靴まで、セレブでした。テレビで見る、所謂、セレブの格好をしている人たち。
一体、なんのお仕事をされているのだろう。
それから、淡いパステルカラーのサマードレスを着ている人々もいました。
フィッツジェラルドの、グレートギャッツビーの世界みたいでした。
そして、ほんの少し(本当に1%くらいですが)、映画の「シャイニング」のホテルのバーを彷彿とさせる雰囲気もありました。
私は、あの映画がものすごく好きなのです。
名作中の名作ですよね。
みなさん楽しみにしてきただけあって、写真は沢山撮っていました。
だから写真をパシャパシャ撮るのはそこまでマナー違反でないのかと思います。
5.サヴォイと比べたら…
サヴォイの方が、席と席の間も広く、ティールームも広いです。
そういう雰囲気が、コモンはサヴォイの方が良かったと言ってました。
私はというと、同じく広さと食器の美しさはサヴォイ。
でも、品格の店では、やはりリッツです。
品格って何?ってことになるかもしれませんが、アフタヌーンティーってもともと上流階級の楽しみだったってことを考えると、品格はとても大事なわけです。
雰囲気を味わうという面では。
結論としては、どちらの体験もとても素敵なものだと思います。
ちなみに英語の先生だったAndrewは、リッツが1位で、サヴォイが2位だとのことです。
6.番外編
ところで、アフタヌーンティーをする会場のちょうど前の左側に下に下りる階段があります。
下に下りるとトイレがあるのですが、そのトイレがまた可愛く美しい。是非リッツに行ったらホテルに行かれることをおすすめします。
(高級ホテルのトイレって本当にステキですよね。泊まらなくとも、こうやって用事があるときは、トイレを絶対に使います♡)
ホテル情報
ホテル名 The Ritz London
サイト :https://www.theritzlondon.com/dine-with-us/afternoon-tea/
ホテルサヴォイのアフタヌーンティー体験談はこちらです。