アマルフィ 特産のレモンのカルパッチョとアマルフィ大聖堂
イタリア・アマルフィへのドライブの続きです。
アマルフィでの自由時間は大体3時間くらいでした。
アマルフィの静かなレストラン「トラットリア」
「必要なら美味しいレストランを紹介するよ」と運転手さんは言ってくれたけれど、新しい場所で自分たちでご飯を探してきた我々。
(基本、コモンのGoogleが頼りなわけですが)
彼の申し出を丁重に断り、さっそくレストランを探します。
11時前にアマルフィに着いてしまったので、まだ開店していないお店ばかりな中、モーニングが終わり、すぐにランチ準備にとりかかっていたトラットリアさんに行きました。
我々意外、お客さんが誰もいなくて、テーブルクロスやナプキンがきちんとセットされていて、なかなか高そうなみためのお店ですが、食べ物はリーズナブルでした。
一番美味しかったのは、カルパッチョです。
アマルフィ産の大きなレモンを惜しみなく絞っていただきました。
欲張ってかけすぎるのもご愛嬌。
カルパッチョにレモン、イギリスでは考えられない贅沢さです。
イギリスでは、カルパッチョのような生のお魚は、日本食のお店でしか食べられなかったし、そもそも魚の種類もマグロやサーモンなど限定されてました。
生のものって、食べると体がしゃんとする感じで好きです。
サラダも、魚も、安全で食べられる国っていいですよね。
イタリアってなんて最高なんだ。
イタリア料理で好きになったのはブルスケッタ。
カリッと焼かれたパンにのっている小四角にカットされたトマトが新鮮でとっても甘い。
日本のトマトのたまにある青臭いのとちがって、完熟。
味が濃いのを食べている中で、このトマトとオリーブオイルだけのシンプルなブルスケッタが、舌休めになったのでした。
因みにアマルフィにきたのだからとレモンソーダを頼みました。生のレモンをぎゅっと絞って、と思ったわけですがでてきたのは、缶のジュース。
ここまできて、缶のジュースとは。
笑。
ちょっと残念でしたが、大人しく飲みました。
デザインがなかなかおもしろい。
それから、メインのパスタに、魚介がたっぷり入ってるというおすすめを選んだら、
うどんのような太さのパスタがやってきました。
さすがはイタリア、パスタでもいろいろありますね。
食感もほぼうどんです。
ソースのパンチに負けないようにでしょうか。
本当はもう少し細い麺が好きでしたが、魚介の旨味はぎゅっと詰まっていて美味しかった。
アマルフィ大聖堂
食事を終えたら、とりあえずメインどころのアマルフィ大聖堂へ。
いわば、アマルフィの中心という場所。
階段がとっても印象的です。
思い思いに座って休む人々イタリアの街のいい風景だなと思います。
因みにこの教会の向かって右に、レモンチェッロの有名なお店があります。
レモンチェッロはどこでも売っているけれど、このお店は特にかわいいので、お見逃しなく♡
見逃しようがないほど、レモンづくしで目立っております。
階段を登り、大聖堂の中に入るとこんな感じになっています。
中庭のこの円柱と緑と光の組合せって、ヨーロッパのどこのを見ても美しいなぁと思います。
サグラダファミリアのガウデイが、太陽の光は、最高の芸術家だ、的なことを言っていた記憶がありますが、ほんとうにそのとおり。
大聖堂の中は、空気がひんやりとしていました。
夏には、太陽の暑さからほっと一息して、ここで休憩する人もいるようです。
中はシンプルなデザインで、こんなもんかなと失礼ながら思いましたが、階段を降りて下の階に行くと、そこに広がる美しさに惚れ惚れします。
人もあまりいなかったので、静けさの中でゆっくりとその美しい空間を楽しむことができました。
大聖堂の前にはカフェが割とたくさんあって、外のテラスでは、大聖堂も見れるのですが、とりあえず、それなりに寒いので中へ。
店内は、やはりレモンチェッロが飾られてあります。
名物!
我々が入ったお店です。
ローシーズンのアマルフィは静かで素敵でしたが、今度は夏のバカンスに、高級ホテルに泊まってみたいものです。
夏の海をみてみたい。
レモンチェロのお店で、レモンチェロは買わなかったけど、お土産にレモン石鹸を買いました。
アマルフィの雰囲気を閉じ込めた、手作りレモン石鹸です。
レモン石鹸のお土産は可愛らしさと手軽に買える点でお土産におすすめです。