鈴の実。

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鈴の実

ロンドンで働く日本人女性たち

こんにちは、きみちゃんです。

 

この間、エステサロンの女性のことを書きましたが、マッサージが必要な体質と渡英していよいよ髪を切る必要があったということもあり、ここ数ヶ月でロンドンで働く日本人の女性に割とあってきました。

 

たまたまですが、お話をした人はみんな大体ロンドンに来て、12年から15年という人々。会社のヨーコ(仮)さんもそうですね。

 

本当は一年だけ語学留学のつもりが、本当は一年だけ働いて帰るつもりだったけど、という言葉を割と聞きました。だけど、偶然の出会いや流れや決断の中で、このロンドンに15年も暮らし、働く女性たちは、やはり日本で働く女性とは少し違うのかもしれません。

 

たぶん、一つだけ言えるのは、ある意味自由、柔軟、しなやかなのかもしれません。

男性よりも。

企業はそうは言っても男性社会だし、私たちは抜け出さざるを得なかったり。

だから、同時に日本で働く女性というのは、少し窮屈さを強いられているのかもしれません。

 

まぁ、私は日系企業で働いているので、且つ期間もかっちり決まっているので、ガチガチの窮屈さと、全く英語がわからないという責め苦で、正直キュウキュウ言っているので、ロンドンで働く女性のカテゴリーには入ってはいないのですが、でもちょっと渡英の機会に乗ってみたのは、その窮屈さもあったからだとは思います。

 

イーリングブロードウェイに和カフェという日本のケーキとパンを食べられるお店があります。そんなに英語が話せなくてもその道の職人としての技術があって、海外に出るっていいなって思います。

日本のケーキのクオリティの高さ、繊細さ、甘すぎないクリーム、素材を生かした感じ。

ケーキなのに、体にすっと馴染むケーキというものが、日本にはあるわけです。それは、紅茶よりもほうじ茶が似合うような、ほっとする感じです。 まぁ、もしかしたら海外の人は違うアジにほっとするのかもしれないけれども。

渡英した同時、コモンもいなくひとりぼっちだったので、何度かこの和カフェのケーキを食べて、元気を出しました。

そして、ほんとは、この分野で海外に出ていったら私も成功したのかもしれないなぁと、甘〜い私は甘〜いものを食べながら妄想し、今も妄想するわけです。。。

 

そう言えば、私は昔、ケーキ屋さんになりたかったような。。。遥か昔、幼稚園の夢で。

 

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