ムクミくん、こんにちは パート1
私の足はむくんでいるらしい。
マッサージに行く度に言われるから、たぶんそうなんだろう。
自分ではむくみだと気づいたことがなかった。ただマッサージをしてもらうと、ふくらはぎの太さが全く違うことに驚いたものだった。あれ?私の足って意外と細いのね、という感じだった。
しかし、最近はわかる。何せ、マッサージされると痛くて堪らないから、ふくらはぎも太ももも、全てがだ。
あんまり歩いてないですかとマッサージのお姉さんに聞かれる。
歩いていないどころではない。
車で通勤してるから歩く機会など、オフィスしかない。
iPhone のヘルスケアによると、平日の私の歩く平均は1700歩というところらしい。すさまじくないですか?1週間を費やしても万歩計の一万歩にならないという計算である。
歩く、運動する、マッサージで流すしかないですね、とお姉さんに言われる。要は、歩いてないので、膝のところにある血を流すポンプが全く機能してないらしいのだ。しかし、お姉さんに言われたことは、どれも平日には無理だ、と思った。
足を高くして眠ると違うですよと言われたけど、クッションを置いて足を高くしたら腹筋が苦しくて眠るどころではなかった。
そして、私は帰ると英語の勉強という試練がある。コモンが私にかした試練。あまりにも英語ができなくて泣くきみちゃん対策で、コモンが英語の勉強が終わるまでご飯を食べさせないという策を練った。と書くと、酷いことのように聞こえるけれど、きみちゃんを思ってのコモン対策である。何せ、英語が話せないと会社で生きていけない。(つまり、いま、生きていないのかもしれない)
英国に来て英語がうまくなるかというと自然にはできない。必ずどこかで何かしら努力を求められ、それも語学はきみちゃんに向いていないのか、かなり努力しても単語がするするとどこかに流れてしまう始末なのである。
しかし、わたくしきみちゃんがどう英語の能力をあげたのかを、きっとこのblogで紹介したいと思う。こう、ご期待である。むしろ、自分が、期待なのだけれど。
それはそうとムクミである。
つまり、私にはこのムクミに対処する時間がないということが問題なのだ。まず、仕事がある。早く帰りたいけれど渋滞に巻き込まれるから早くも帰れない。
そして、早くも帰れないのに、帰ったら英語の勉強があるわけである。
しかし、1700歩しか歩いておらず、掴まれたら痛い、しかも、最近夜中に毎晩足をツルというムクミは結構酷いところまできている状態。
よって、運動デーを作りました。
まぁ、要は夕方の散歩です。解決策はいつも基本的に基本的なものになるのだ。(英語もしかり)
せめて、平日の2日は夕方運動デーにしようとコモンと話してます。
もちろん、暗いのでコモンと一緒です。しかし、コモンはコモンなので、普通に歩いていたら、エクササイズなんだからもっと早く歩かないと意味がないと言って、早歩きの散歩。
スパルタ、コモン。
で、気づいたことは、夕方、この街はほとんど人が歩いていないということ。
会社から帰るであろう人がほんの少しと、あと早くからの若者の酔っ払い。ジョギングする人も朝か、もっと早めの夕方にするみたいです。
イギリスの夜は、例えそれがシティでなくても、やはり少し危ないという感覚がこの国の人にもあるからなんでしょうか。
これからどんどんと暗くなるロンドン。運動デーの内容も変えていく必要があるかもしれません。先ほど、近所で夜に女性が襲われたというニュースも入ってきました。
ところで、コモンはやはりコモンなので、散歩ルートを事前にしっかりと練っていたらしく、道の途中にあるお店で、この店の評価はいいらしいと教えてくれたりしました。
たしかに、こんな平日なのに割とお客さんで埋まっていて、シティでもないのに、割とオシャレなお店です。近いうちに是非行きたい。
それから、歩きながら私はコモンに仕事の相談をしました。散歩をしながらだから、パソコンもなく、携帯もなく、ただ頭の中にあることを話すわけですが、これが割と効率的だと思いました。歩くペースと考えるペースの割合が良い感じになります。
確かに大昔に暗記ものとか、勉強をジムのウォーキングマシーンの上でやっていたきみちゃんでしたので、もともと動きながらの方が頭が動くのかもしれません。歩きながら、英語の単語覚えるとかが一番覚えられるのではないだろうか。
因みにムクミは心臓より足が下にあるせいだということで、今夜は逆立ちもどきをしてみました。あとは、やはり湯たんぽブーツで足をあたためてます。
ムクミという問題があったから、いいエステに出会えたり、散歩で良いお店に出会えたり、解決策には、何も問題がない状況よりもよりよい発見があるもの。
徒然なるままに、ムクミくんでした。