もしもあなたが海外で車の交通事故に遭ったなら part1
人は、海外で車の事故に遭うということを想像できるものだろうか?
たぶん、それはかなり低い確率と頭の中で変換されるはずである。
ある程度の注意をしていれば大丈夫と。
きみちゃんもそうでした。
そして、交通事故に遭いました。しかも高速道路で。
もちろん、車を運転する限り日本でも同じことは起こりうると思います。
よって、もしもあなたが海外で車の交通事故にあったらどうなるか、体験談より考察してみたいと思います。
それは会社の帰りでした。見通しの良い高速道路で、周りは渋滞していました。
きみちゃんの車線も、隣の左車線もそのまた左の車線もほぼほぼ動いていない状況でした。
きみちゃんは隣の左車線に移動するためにウィンカーを出してました。その車線でないと、途中でお家に帰れない道だったからです。
ちょうど数台分の空きが脇にできたので、車が真横を一台と数えても、三台は並べるくらいの隙間だったため、移動しようとしました。
もちろん隣の車線の後ろの車の位置も確認して。
しかし、渋滞で隣の左車線の前方の車もノロノロだったため、左前方に勢いよくうつることはできず、きみちゃんの移動もソロリソロリという感じでした。で、気づいたときには、横に車がありました。
あとは、ブレーキを思い切り踏めばよかったのかもしれません。
しかし、既に車は左車線に向かうためにアクセル上に足が乗っていた、はずです。
だって、ほぼほぼ動いていない車を動かすとき、それは左足はアクセルに乗っているということだから。
しかもソロリソロリとはいえ、早く移動しなくてはという気持ちもあったはずだから。
とっさの頭の判断で、ここで踏み込むことは危険であるというシグナルがでました。
結果、ズズズと鈍い音と、相手の車の横っ腹と、相手の車の中の運転しているお爺さん(50代と推定)と助手席のお婆さん(50代と推定)のキレッキレにキレている顔がありましたとさ。
正直、終わったな、私と思いましたね。
1. 英語で責められる
まず、助手席の50代後半くらいの女性に言われた言葉。
「一体どうしてくれるんだよ。警察呼ぼうか?え!?え!?」
よって、英語と起きてしまった事故で頭が真っ白になります。おそらく、初めて事故を起こす人は同じように頭が真っ白になると思います。
→まずは落ち着くこと。
起きてしまったことは仕方ない。
2. sorryと言ってはいけない
きみちゃんは、相手のドスの効いた剣幕に言ってはいけない言葉を言ってしまいました。
→とりあえず、sorryとは言わない。
交通事故は、基本的には両方のミスで起こる。一方だけの不注意は、相手の恩恵で免れる。よって、両方に責任があると最初に思いましょう。実際に確かにどちらかが悪いという法律上の判断はくだりますが、100%一方が悪いと車同士ではならないはず。
3.最重要ポイント
・相手、並びに自分の傷跡の写真をとる。
・ナンバープレートを記録する(写真を撮る)
・相手の連絡先をなんとしてでも貰う。名刺が貰えなければ書いて貰う。名前、電話番号など。
4.高速であれば
とりあえず、できることなら道路脇にずれる。二次災害を防ぐため。
→きみちゃんは、高速の真ん中で車をでて、相手に危ないからとりあえず車に戻れと言われました。この時は、自分のナンバープレートの番号がわからないにも関わらず、相手に教えろと言われたからです。
5.常に準備しておくこと。
①何かあった場合に連絡する電話番号の登録。
②事故があった場合に電話する会社の番号の登録。
③カンパニーカーであれば緊急時の電話番号の登録。
④ナンバープレートの番号のメモ。
6.後日の為に
もし無事に家に帰れる状況であれば、正確な事故に遭った時の状況を書き留めておくこと。
これはショックの時だし、本当にきついことだけど、後々の保険会社との対応でも絶対に必要な行為です。
7.プロの手に任せるべし
私の車がぶつかったのは、レンタカー会社の車でした。これはみんなに不幸中の幸いだと言われました。対、個人だと、もっと面倒くさいやり取りになるとのことです。
しかし、その場合でも全て保険会社を通してやり取りをして貰うことが大切だと聞きました。
示談とかにするともっと面倒くさいことになるとのことです。
交通事故はプロの手に任せましょう。
その意味で、私は車の保険の偉大さを今回まじまじと感じました。
8.車線変更の場合どちらが悪いか
後続の車ではなく、車線変更した方がぶが悪いようです。日本の法律ではそうなっているので、きっとイギリスでもそうだと思います。しかし、後続の車も前方不注意にて、非がないわけではありません。
ということで、きみちゃんは基本的に必要な時以外は車線変更をしない運転を心がけています。
今回、車の交通事故に遭い、色々反省点があったので記載してみました。皆さんのお役にたったら幸いです。
事故は起こさないに越したことはありませんが、もしものリスクは考えておくべきだと思いました。
車の保険会社と修理の件は、また後日記載しようと思います。