ロンドンのセンスのいい日本風の喫茶店 かつて
こんにちは、きみちゃんです。
本日は、東京にもしこのお店があったとしても流行るだろうなという喫茶店かつて さんをご紹介します。
こちらはAngelという駅から歩いてすぐのところにあります。
それにしても、"かつて"という名前素敵じゃないですか?
かつて、何だったんだろう?その後の言葉は?みたいな。
このネーミングセンスは、あまり日本にはないですよね。"髪結い"とか"あたりや" とか、こちらの日本のお店は面白い店名が多いです。
ということでかつてさん、日本人の女性の方が経営?なのか店長さん?なのか、でいらっしゃいます。日本語でばりばり注文できますが、所謂テーブル席でオーダーをするわけではなく、カウンターまで行って先に注文、お会計をするシステムです。
ケーキはケースから取ってもらい、お茶は後程出来上がる感じです。
私は深蒸し茶、コモンはほうじ茶を注文しました。
深蒸し茶っていいですよね、苦すぎないところが好きです。そして紅茶とは違う、やはり馴染んだ日本のお味というところも。
しかも、もちろん、お家でティーパックで煎れたものとは全く違う。
美味しかったです。
ケーキは、私は抹茶のチーズケーキ、コモンは抹茶のショートケーキを。
抹茶のチーズケーキは抹茶とチーズのバランスが良かったです。コモンはこちらのショートケーキはクリームがちょっと重いと言ってましたが、私にはこちらも普通に美味しかったです。(コモンはケーキへのこだわりがあるのです。笑笑)
お茶は、急須から自分で注ぐ形なのですが、一杯分だけのお湯が入る急須となっていました。そして、一杯分飲み終わったら、カウンター脇にあるポットを勝手に持ってきてお湯を足して飲むことができます。
なんだか中国茶みたいですよね。
でも、何杯もいただけるのは、お得な感じがしますし、この一杯分用の急須、可愛くて欲しくなってしまいました。
お店は入り口近くのテーブル席と、カウンター奥にもテーブルがあります。日本人より結構、こちらの方がお店に入ってました。そして、お店でというより、テイクアウェイの人も多かったです。
一杯分の急須や、湯呑み茶碗や、お茶はこのように展示され購入もできるみたいです。
並べ方もセンスいいですよね。
ちょっと石川県とかにこういう喫茶店がありそうな感じがします。
カウンター脇は衣装ダンスを改造したこんなディスプレイで、お酒が飾られてあります。夜はお酒が飲める場所になるのでしょうか?
神棚みたいなものには、湯呑み茶碗とお茶が置かれています。
今度はいちご大福か、ケースに入れられていたフルーツサンドを食べてみたいです。
それにしても、こういうお店が東京にあったら、やはり入り浸ってしまうなと思いました。先ほど石川県と書きましたが、もちろん、石川でも京都でも長野でも、旅行先で素敵な喫茶店を見つけては、これが東京にあったらなと思いながら長居していたことを思い出しました。
所謂ガールズトークをしながら過ごしたものです。
そう、ここは日本の地方のセンスよい喫茶店をふっと思い出し、一瞬どこにいるのかわからなくなる、そんな素敵なロンドン喫茶店です。
かつて。