時間が1時間戻る?。英国サマータイム、10月最後の日曜日に終了。
どうも、コモンです。
ロンドンにいると、色々日本にいる時とは違った事があります。1日の基礎となる時間もその1つ。
と言っても、ロンドンだけ1日が25時間の別次元にいるという訳ではなく、時間配分?が少し違うんですね。サマータイムです。
サマータイムとは?
サマータイム。名前は知ってましたし、何となくのイメージはありましたが、実際のところどういうものでしょうか?
ウィキペディアから引用しますと、
夏時間(なつじかん)またはサマータイムとは1年のうち夏を中心とする時期に太陽が出ている時間帯を有効に利用する目的で、標準時を1時間進める制度またはその進められた時刻のこと。
夏は日が昇るのが早いので、時計を1時間早め、日が出ている時間を長く活用しようという感じですね。
サマータイムの賛否については、色々意見はあるようですが、賛成派としては、交通事故の減少、消費電力等の節減、活動時間が長くなる事による観光活動の活発化といった効果があるようです。
英国サマータイム
このようなサマータイム。英国では3月の最終日曜日から10月の最終日曜日まで実施されます。
3月最後の日曜日に、時計を1時間進め、サマータイムへ。
10月最後の日曜日に、時計を1時間戻し、サマータイム終了。グリニッジ標準時(gmt)に戻ります。
日本の時間と比較をしますと、日本とイギリスの時差は通常(グリニッジ標準時)9時間なのですが、それが8時間になるわけですね。
例えば、イギリスの午前9時と比較すると、
通常 日本18時(9時間差)
サマータイム中 日本17時(8時間差)
こういった感じになります。
日本とイギリス間でお仕事をしている人はサマータイム期間中の方が、時差が少なくて楽でしょうね。
今年は来週29日(日)午前2時終了。
このサマータイム。今年は今月29日(日)の午前2時に終了します。
(https://www.gov.uk/when-do-the-clocks-changeより)
毎年の事ながら、ちょっとしたイベントのようで、色々な新聞社のサイトで記事が載ってました。
当たり前ですが、どこの新聞社も書いている事はだいたい同じです。サマータイムが終了する日、サマータイムの効果、サマータイムの歴史等ですね。
telegraphさんの記事には、大がかりな対応が必要な場所として、王室の施設が挙げられています。女王陛下の居城ウィンザー城では379個、バッキンガム宮殿では500個ほどの時計の時間を直さないといけないそうです。いやー、大変だ。。
まとめ
という事で、日本にはないサマータイム制度。時間が1時間が戻ると聞くと、非常に不思議な感じがします。戻った1時間はどこへいったんだ?って感じで。
スマホとかは自動で時間が変わるので、午前1時59分の次が、午前1時になるんでしょうね。面白いなあ。せっかくなので、変わる瞬間を見届けたいですが、さすがに午前2時だと寝てるだろうな。でも見てみたいし。うーん、悩ましい。
以上、サマータイムのお話でした。