ロンドンで花火は冬の風物詩。11月5日。ガイ・フォークス・ナイト
どうも、コモンです。
日本で花火といえば夏の風物詩。ところが、こちらロンドンでは冬の風物詩。しかも、ごくごく限られた期間に、集中的に楽しむものみたいなんです。それが、ガイ・フォークス・ナイトです。
ガイ・フォークス・ナイトとは?
ガイ・フォークス・ナイト。自分はロンドンに来て初めて知ったのですが、どういうイベントなのでしょうか?。ウィキペディアから引用してみますと。
ガイ・フォークス・ナイト(英語: Guy Fawkes Night)、またはガイ・フォークス・デイ(英語: Guy Fawkes Day)は、イギリスの風習。11月5日に行われる。子供たちが花火をならし、かがり火をたく風習がある。
これだけ見ると、子供たちが花火を楽しむイベント?という感じがしますが、始まった由来は全く違うようです。こちらもウィキペディアからの引用ですが、
1605年11月5日、ガイ・フォークスとその一味のカトリック教徒が、時の国王ジェームズ1世と議員たちを殺すために、上院議場の下まで坑道を掘り、開会式の行われる11月5日(グレゴリオ暦11月15日)に爆破しようとしたが、寸前で発覚し、主謀者はロンドン塔に送られ、翌年1月31日(2月10日)に処刑された。
この事件を記念するため、ガイ・フォークスと呼ぶ人形を作って、町中を一日中引き回し、夜になって焼きすてる風習が生れた。
今は人形の方はすたれたが、昼間からかんしゃく玉花火を盛んに爆発させて、日が暮れると大かがりに火をたく。
爆発事件を記念するために始まったって、完全に見せしめですよねえ。。。なんかあっさり書かれてますけど。。。
まあ、由来はともかく、今は花火を楽しむイベントになってるみたいです。
ちなみにイギリスでは花火は決まった期間以外は買えないという法律になっているようです。面白いですね。花火も危険物扱いなのかな?。
ロンドン各地で開催
という事で爆破事件の実行予定日だった11月5日がガイ・フォークス・デイ。
ロンドンの大きい公園では、この週末はどこも花火大会のようで、いろいろな場所で開催されています。
英国ニューズダイジェストさんによると、下記の6箇所のイベントが紹介されてました。
1.ウィンブルドンパーク
2.クリスタル・パレス・パーク
3.アレクサンドラ・パレス
4.バタシー・パーク
5.ブラックヒース
6.ルイス
これ以外にも、ほんと至るところでやっているようで、うちの近所でも花火が上がる音が聞こえます。
上記のような大きいイベントも良いのですが、人も多いだろうし、うちからだと少し遠い。。あまり夜に出歩きたくないし、うちの近場でないかなと思っていたらありました。
イーリング・クリケット・クラブさんです。
Classical Fireworks。花火と音楽の共演。。
という事で、Ealing Cricket Clubさんの花火を見に行ってきました。
場所はEaling broadway駅から徒歩10分ほど。開場は午後6時からオープンでしたが、花火は7時45分から。
寒い中待っているのも嫌なので、午後7時半ごろに行きました。割と中にはすんなり入れましたね。2人で15£でした。
打ち上げエリアの近くはロープで区切られていたので、近くまで行って、打ち上げを待ちます。
蛍光ブレードとか持って楽しんでいる人達も。
10秒前のカウントダウンがあり、いよいよ始まりました!!。
こちらの花火。クラシックの曲に合わせて、次々と花火が打ち上がっていきます。クラシックって花火と合うんだという意外な発見。ただ花火を見ているよりも気分が盛り上がって良いですね。
20分ほど打ち上がり続けて、終了。 いやー、どんな感じだろう?って思って来ましたけど、凄い良かったです。こんなのが近場で見れるってラッキーだなぁ。
花火の打ち上げの後、ほとんどの人は帰宅へ。やっぱり寒いから、見たら帰るんですね。 花火の前に楽しんでいたのかな。
会場内には食事を販売する場所やBarと書いたエリアもありました。早く来て、こういう所で楽しむのもいいかもしれないです。ただ寒い。。。
打ち上げ花火が終わった後は、各自で花火をしている人もちらほらいました。
まとめ。
ガイ・フォークス・ナイトは、せっかくロンドンにいるからには体験したいなと思いつつ、人混み嫌だし、少し遠いなあと思っていたので、今回のイベントはちょうど良い感じでした。
大きい花火を遠くから見るのも良いですが、規模は控えめでも近くで見れる花火はまた色鮮やかで、音の迫力もあり格別でした。
以上、ガイ・フォークス・ナイトのご紹介でした。