夏の美的ドリンク。フルーツ漬けのサングリア
スペインではずっとサングリアを飲んでいた。
そもそも、メニューを見ても、スペイン語だけのもあるし、英語のメニューだってそれなりに時間がかかる。
しかもあまりお酒に詳しくないから、ドリンクメニューを見て心が踊るということがない。コモンはお酒を飲むと眠くなってしまうタイプ。
でも、バルにもよく行ってたので二人でソフトドリンクというのは、ちょっと、、、と思った。
ここは英語教師のアンディに、色々と情報を聞いてくればよかった。彼は英語教師でありながらワイン通で、自己紹介文に英語でワインのお話もできます的なことを書いてある。彼だったらワイン大国のスペインのワインを詳しく説明してくれたはずだ。
しかし、アンディにスペインに旅行に行くのだと言ったら私はイタリアに出張だと言って、あとは、スペインのテロの話になってワインの話が出ないまま直前のレッスン無駄話は終わってしまった。まったく憎むべきテロである。
よって詳しくないからとりあえず毎日サングリアを頼んでみました。
最後はほぼ意地になってサングリアを飲み続けてました。
日本にいる時も、私は割とサングリアを頼みます。ワインを飲めて、しかもフルーツが入ってるって、もう、絵面的に女子これもう大好きですよね。今で言うならインスタ映えするやつというんでしょうか。インスタしてないけど。
だから写真もたくさん撮りました。
まずは、グラナダのサングリア。
老舗バル、Bodegas Castanedaさん。レモンとオレンジが入ってます。
そして、La Vinoteca さんのサングリア。ミントとイチゴとオレンジで、とても爽やかです。ワイン自体も美味しい。
お店の細やかな心使いがサングリアにきちんと反映されています。私は、結果的にここのお店のサングリアが一番好きでした。
お店の色合いや、テーブル毎にお花が違うことも、お花を入れる瓶の色もすてき。パンを入れてる緑のバケツも可愛い。
セビリアのサングリア。
La Bartolaさん。
ご飯はとても美味しかったけど、サングリアは割とシンプル。
所謂地元のバル。
Bodega Santa Cruzさん。
もうワインにとりあえずオレンジ入れといたけどという感じ。2ユーロだけど、料理もほうれん草をチーズであえてドロドロに煮ました的なのがどんとくる。しかし、ここは、地元の人気店です。。本当に地元向け。観光客にはハードルが高い。注文も、味も。
マドリードのサングリア。
Mas Al Surさん。
流石都会という感じ。シナモン、いちご、レモン、ベリー、オレンジ、どんどんフルーツが入ってました。
トマティーナの後もサングリア。
Ferrerioさん。
マドリード、ソフィア美術館の後もサングリア。
入れ物にこだわりを感じます。
Rosi La Locaさん。
バルセロナのサングリア。
超人気店とのことで来てみた、Cerveceria Catalana さん。このお店は、日本人をとてもよく見かけました。
グラスはないと言うことで、ハーフのタンブラーで。
バルセロナでピンチョスを食べながら、サングリア。
ここも有名店バル、何を食べても美味しい。選ぶのが楽しい、Irati。
落書きがたっぷりあっても、危ない場所ではありません、バルセロナ人気店でもサングリア。
La Pepitaさん。
バルセロナで最後のお昼となるはずだったサングリア。 黒墨パエリアがオススメのQuinze Nitsさんにて。レモンとオレンジとワインが白いテーブルクラスに映えます。ちょっと溢れているけど。
レイアール広場にそそぐ夏の暑い日差しを横目で見ながら、テラスで冷たいサングリアを飲むって、とてもすてきな気分です。
空は青いし、テーブルクラスはどこまでも白い。ランチを食べてる人々は、皆幸福そうで。
休日をたっぷりと楽しんでいる。
お店の雰囲気とサングリアの雰囲気は、割と密接にかかわっていると思う。
サングリアって奥が深い飲み物です。そして、やはり美しい。暑くて、フルーツも美味しくて、青空なスペインにとてもよく似合う。
きみちゃんでした。