イギリス会社の赤裸々なトイレ事情
アメリカの野菜は見た目はいいけど、美味しくないと英語の雑談をしているイギリスのおじさんに囲まれ、その中にわざわざ入っていく勇気のないきみちゃんです。
英語の冗談って難しいですよね。
しかも気心が知れてないと。
ということでトイレの話である。
お食事中か、これからお食事する方は読まないで下さい。
海外のトイレってなぜこんなにも綺麗じゃないんだろう(あくまで、日本を基準とするとという意味です。)どうしてこうストレスフルなんだろう。
①そもそも設備が古びている
②水が流れにくい
③当然音姫はない
④ウォッシュレットはない
⑤サニタリーを捨てるスペースがデカすぎる
おそらく、
上記の①②は結構上位だと思う。
しかし、②に関しては、イギリスはスペインより良い。この程度でかとは思うけど、まだ良いです。
そして、このようなストレスは日本人の私だけでなく、現地の人も感じているのではないかと思うのです。
なぜなら使い方が粗いから。
手を洗うところは水浸しだし、手を拭く紙は、多く取りすぎたのか、床に落ちたままだし、多く取りすぎてなくても、きちんとゴミ箱に入っていない。
ここまで来ると、あまりそういう方面に詳しくないきみちゃんも言いたくなる。
風水的にトイレを綺麗にしないと、運気が悪くなるよ、と。
皆さんは、「トイレット」という荻上直子監督の映画をご存知でしょうか。
昔この映画をみたとき、トイレにこれほどこだわる日本人ってなんなのかねぇ、日本のトイレ文化って世界から見たらものすごく変わってるのかもしれないと思ったものです。
しかし、海外で生活して、旅行して、やはり日本のトイレは素晴らしいと声を高らかにして言いたいです。
日本のトイレを世界中に普及してほしいと。
とても良い映画なので(うまい宣伝になってないような気もしますが)是非みて下さい。
日本で丁寧に使っていないトイレもありますが、やはり海外よりはずっと綺麗にみんな使用しています。
それもトイレへの思い入れの所為かと。
でも、日本がトイレ文化が発達した背景には、水が豊富にあるという環境的なところもあるのかもしれない。
ダムには、雨や台風や雪などで水がしっかりと溜められ確保されている。イギリスにはそもそも山がない。あるのは、北のほうくらい?
そんなイギリスでも通りや駅のホームは流石にトイレの臭いはしない。きみちゃんはまだ行ってないけれど、パリとかはその辺で用をすませる人がいるので残念な香がするそうです。
まぁ、そもそもフランスで香水が発達したのはそういう臭い消しだって聞きますよね。
でも、なんかがっかりです。
だって憧れのパリって言葉があるくらいなのに。流石に観光地は綺麗らしいですが、臭いなんて。
逆に日本は、トイレの芳香剤に「香りでごまかさずににおいを除去」するものがあるように、どちらかというと清潔感に重点を置く文化だと思います。イギリスにこれを探してもなくて、これは日本で買って行ったものなのですが、大変たすかっています。
それにしてもトイレを擬人化するのはどこの国でも一緒なんですね。
イギリス会社のトイレにポスターが貼ってあり、トイレキャラクターがいて、僕、トイレくん。綺麗に使ってくれてありがとう。という日本でもよく見かけるフレーズをしゃべっています。
確かにそう言われると綺麗に使わないとなと思ったりしますよね、たぶん。
綺麗に使われてないけど、トイレくんのおかげでもしかしたら、最低限は守られているかもしれない。
因みにきみちゃんのオススメのトイレは羽田空港と渋谷ヒカリエのトイレです。ヒカリエなんて音楽と光のバランスが素晴らしいです。トイレであることをわすれます。
綺麗なトイレをみると、ほんとうに心が洗われますよね。
綺麗なバスタブも捨てがたいけど、トイレは上を行くかなぁ。
そういう心境こそ、日本人的?なのでしょうか。
きみちゃんレポートでした。