ユーロスター、ベルギー出国並びにイギリス入国審査での英語事情
こんにちは、きみちゃんです。
今、ユーロスターでベルギーの出国審査と、イギリスの入国審査を終えたところです。
(因みにベルギーのユーロスターの出国場所もものすごく広くてわかりやすいです。フランスは場所も少しわかりにくかった。)
びっくりするくらいスムーズで、入国審査の時もあまり英語で質問されなかった。
フランスのキラリと光った目の入国審査官とは大違いです。あの冷たい目の光と、ため息をついたような首をゆっくりと横にする姿に、どれだけ心が傷ついたことでしょう。
そうだ、私は入国審査の英語でさえもうまく話せないのだ、仕事なんぞできるわけがないと思ったのです。
そんなきみちゃんへのアドバイスとして、コモンが言った言葉は、大きな声で話せばいい、でした。
きみちゃんは英語を話す際に小さな声になるらしく(どうしてでしょう。発音をするときの呼吸の入れ方なのでしょうか)、とにかく大きな声で話せば、入国審査官に聞こえるとのこと。
そのことを胸に、このベルギーからのユーロスター、入国審査に臨んだわけです。
今朝のお風呂の中でシャワーを浴びながら唱えた
What do you do?
に対する回答を頭でマントラのように唱えながら。
I'm in charge of reporting Japan head office!
しかし、特にそういう長い?センテンスを求められることもなく、質問されたのはあなたはここで働いてるのねぇ、というのようなYesで答えられる、簡単なもの。
場所によって、国によって、担当官によってこればかりは本当に違いますね。
ほっとしました。
そもそも、私はオフィス要請で働いているので、正直入国を拒絶される可能性は限りなく低いと思っています。
しかも、日本人、という安全性、潔癖性という面ではとても高いブランドを持っているわけです。(正直、イギリスの入国審査がなかったら、この日本人ブランドにあまり意識しなかったかもしれない。このブランド力は、ずっと継続して欲しい宝ですよね)
だからどうどうと答えればいいんです。(と自分に言い聞かせる)
むしろ、入国審査として難関なのはコモンの方だと思います。彼は語学ビザである為、その期間に海外に頻繁にでると、何の為にイギリスにいるんだ的なことで入国で問題になるとかどうとかネットでみました。彼は海外に出る度に、学校から在籍証明を出して貰っています。
家族ビザだとそんな手間はないわけです。
しかしながら事実として、彼は私の旦那さんなので、それ程問題になんかならないだろうと思っています。結果、家族ビザ扱いになるんじゃない?と勝手に思っております。少しドキドキしながらも。
まぁ、もしコモンがイギリス入国を拒否されたら、私もとっとと仕事を辞めて日本に帰ってしまえばいいわけだし、その前にヨーロッパを回れるだけ回って帰ろうとコモンと話をしたら気持ちも楽になりました。
あんまり心配だけが先にたつと人生は楽しめないですよね。
それにしてもベルギーのユーロスター、イギリス入国審査の際に、スペインからの帰りでも、フランスからの帰りでも、もちろん日本からの入国でもいつも記載する必要のあった入国用紙がないんです。
そんなことがあるんですねぇ。
同じ他国からの入国でも、色んな事情で簡易的になったりするようです。
入国審査を終えると、出国まで少し時間がありましたが、ベルギーはフランスのようにユーロスターの中でお店は充実してはおりません。
ちょっとお茶したところのパンも温めてくれるサービスもなく、且つ味も既にイギリス並みとなります。
美食の国ベルギーでは、ユーロスターの出国、入国審査前に、たっぷりご飯を食べておくことをお勧めします。
だけど、それでもピエールマルコリーニのお店があるのは、おおと思いました。
我々は既に本店でチョコレートとマカロンを買ったあとなので立ち寄りませんでしたが、数あるベルギーのチョコレート店の中で、ピエールマルコリーニがユーロスターの出国間際においてあるのは面白いなぁと思いました。
帰国時の様子は「小便小僧に、マグリット、ピエール・マルコリーニと最終日も盛りだくさんな1日。ベルギー旅行記 3日目。」でも記事にしています。