恋愛に迷ったら映画はそれなりに回答をくれる気がする。『脳内ポイズンベリー』
こんにちは、きみちゃんです。
私は映画を観ることが好きです。
しかし、イギリスでは全く映画を観る時間も気力もでませんでした。
今回の一時帰国な機内で観た映画がこちら『脳内ポイズンベリー』です。
久しぶりに映画を見て、光の落ちた機内で泣いてしまったのでご紹介です。
豪華出演者
真木よう子、西島秀俊、古川雄輝、神木隆之介、吉田羊等々。出演者をみただけでワクワク。映画のCMを見て、これ映画館でみたいなぁと思っていたんですよね。
構成
脳内で楽観、悲観、理論派、感覚的、記憶、たまにどーでもよくなった状態の声・感情をそれぞれ人だったらどうするかという少し実験的な作り。
出演者が、脳内の感情を明確に区分したキャラクターを其々演じているので、舞台劇を見ているような気分になります。
楽観さを演じていた神木くんが心を閉じる場面で、眠りにつくところと、怖がりな故の悲観さを演じていた吉田さんが悲観的セリフを連続しているのが印象的でした。
吉田さん、めんどくさい女全開です。笑。
それから決断をするために熟考し泣きながらセリフを言う西島さんも。
世の中、決断しなくちゃいけないときってそうなりますよね。
セリフ
女は、時間がないんだよ。 一瞬だけの恋愛をして時間を無駄にしている場合じゃないんだ。
たぶん男子には、本当のところわからないでしょうね。この気持ち。これって日本人の女の子に特有なプレッシャーでしょうか。
そうでもないとは思うけど、同族意識の強い日本ではやはり日本女子はより大きなプレッシャーをかかえている気がします。
私はあなたのことが好き。
でもあなたといる時の自分が嫌い。
私は自分が好きになりたい。
自分が好きじゃないと幸せになれないから。
ガールズトークでよく、どんな人と一緒になると幸せかなんて話を若かりしに話していたけれど、この言葉が私は真実だと思います。
その人といる時の自分が好きかどうか。
だって人は自分がしたいようにするために生きているわけだから、恋愛でも精神的にも素直でないと。
そんなことを考えたのはきっと恋愛に悩んでいる友人の話を聞いてたから。
彼女のはなしを聞いているとなんでそんな碌でもない野郎とこんなに良い子がつきあってるんだと思うこともありましたが、まぁ、本人が好きなんだからしょうがないと思ってました。少しは注意はしながらも。自分だって周りからなんでそんな人とつきあってるんだと思われていた時もあったし。
でも、うまくいかないときは、そういう状態の自分が本当に好きかどうか耳をすまして、新しいところに行く勇気も必要だったりしますよね。
結果は、所詮、縁があったかなかったかなので、相手のことも自分のことも責めずに。
真面目すぎる恋愛というのは、こういうものだなぁと映画をみて思いました。
でも残念ながら、恋愛は真面目すぎたってうまくいかない気がします。
(真面目すぎると色々と見えなくなるし)
誰とつきあっていようがいなかろうが、その時の自分が好きかどうかと自分に問いかけて、自分本位になって、もっと自由に生きいく気概が必要。
そんな女子をおそらく、男子は放っておかないと思うわけです。
あしからず。